義父が亡くなって1年になりました。
思い起こせば8年前に義父が倒れたのをきっかけに、後妻さんとの争い、家族間のいざこざ、介護、義母の認知症、いろんな荒波が次から次に押し寄せてきて、大変な日々でした。
去年の1月、旧正月前に慌ただしくも、しかし私達なりに誠意を込めて義父を見送りました。
老人ホームを転々とし、最後の2年間は完全経鼻栄養で、口から食べるということもできず、意識はあるものの寝たきりになり、義父本人は相当辛かっただろうなと思います。
義父が倒れてからの7年間、ずっとホームにお世話になったわけですが、支出の合計は約300万元。一年で42.8万元、一月で3.57万元。
ホームの費用としては3万弱/月かかっていましたが、平たくすると3.57万元/月だったのか~・・・ふむ
行政院主計總處の調査によると、2018年の国民の年間所得平均は65.58万元ということで、月換算だと5.47万元になりますが、これは統計の妙で確実に一部の高所得者によって、上に引き上げられたんじゃないかと思うんですけど。。。何が言いたいかというと、月収5.47万から3.57万を出すのは難しくなさそうだけど、実際ボリューム層は月収3.5~4万くらいが多いのが実情じゃないかと思い、そうなると、ねぇ。少子化にもなるよなぁ。
どんな老後になるかにもよりますが、お金はけっこうかかるものね、っていう話。
いや、違うか。義父さん、今週末に一周忌のお参りに行くから待っててね、が正しかった。
で、台湾は今週末、総統選挙です。どうなるか。
私が台湾に来たのが2000年。それまでは国民党が台湾の長として国を治めていましたが、民進党の陳水扁が総統になった年でした。あれから20年、良くも悪くもこの国は大きく変わりました。これからまたどんなふうに変わっていくのか・・・