箱根登山鉄道の通り過ぎる音で目がさめました。
朝ごはんは昨日見学したダイニングで頂くということで朝から興奮 (´∀`)
朝はバイキングメニューのレストランと昨日見学のダイニングの二箇所で頂けるそうです。
私たちは素泊まりだったので、朝はダイニングで!
実は昨晩、チラリと夜のメニューを見ていたのですが・・・・
さ~て、朝ごはんは・・・!?
立派なところですね~
早速メニューを開いてみると、 これはまた朝ごはんとは思えないほどのイイネダンです( ゚Д゚;)
一番イイネダンなフジヤブレックファーストは4042円!!
庶民の私は、この非日常に動揺を隠せません( ゚Д゚;)オー!
有名ホテル、一流ホテルというのは、いや~~~・・・・想像もつかないことがありますね。
結局、私たち台湾組みはアメリカンブレックファーストを、叔母はサラダのブレックファーストだったかな。
叔母のサラダは、見た目が華やかで、お皿もステキ~ (´∀`)
おなかが膨れたところで、朝のお散歩。また庭へ。
庭の池に、人面魚がおりましたよぉぉ( ゚Д゚;) か、顔が・・・見えますか・・・この黄金さん!
そうそう、さすが歴史と由緒あるホテル、資料展示室がありました (´∀`)
手回し計算機と言う見たこともない機械がありました。一体全体どうやって使うのか見ただけでは
想像もつきませんが、なんと叔母、その昔この機械を操っていたと言うではありませんか!すごい!
あ、そうそう。こちらのホテルにも温泉があります。浴場もありますが・・・・・
温泉目当てで行くホテルではないですよね。正直なところ。
女湯は洗い場が4-5つあったかな?でも狭い。
お湯も、鈍感素人の私には全く温泉感の感じられないお湯でした。残念!
ホテルを10時過ぎに出て、次に向かったのは大涌谷!
宮ノ下(箱根登山鉄道)→強羅(箱根ケーブルカー)→早雲山(箱根ロープウェイ)→大涌谷
これまた乗り換えが続きます。
日曜日のお昼前、箱根登山鉄道もケーブルカーも混んでました (´∀`)人多い~
あ~ケーブルカーが来ましたよ~
早雲山でロープウェイにお乗換え。
ロープウェイに揺られることしばし。まもなく大涌谷!と思ったら、眼下にすごい光景が広がっていました。
もくもく湯気が出ていますね~。目的地、大涌谷に到着! (´∀`)
建物建設中につき、プレハブですが、黒たまごちゃんがお出迎えしてくれました。
一つ食べると7年寿命が延びるとか?ほんとか?さ~て、軽くハイキングです。娘ちゃんは去年も来ているので先導してくれました (´∀`)
天気はまずまず。下界が暑い日だったので、とても賑わっていました!!
すごい!観光地っぽい!! (´∀`) 変にテンションが上がりましたΣ(ノ∀`*)
なんかフシギな空間でしたわー、ここ。
表現が乏しい自分を殴ってやりたい気分ですが、なんか映画か漫画の世界だけにありそうな場所っていうか。
よくもまぁこんな山中に温泉掘って・・・ロープウェイ繋いで、観光地にしちゃって、
こんなに賑わって、ほんとすごいですわぁ。
この光景をたっぷり目に焼き付けて、帰路へ。
叔母家族は横浜へ。私たちは新舞浜へ。
また乗り換えに次ぐ乗換えの旅。
大涌谷(箱根ロープウェイ)→早雲山(箱根ケーブルカー)→強羅(箱根登山鉄道)→
箱根湯本(箱根登山鉄道)→小田原(アクティー)→東京(JR)→新舞浜
帰路がまた大変混んでいまして、箱根ケーブルカーに乗ったときには席もなくぎゅうぎゅうで、
私たちも叔母夫婦も立っていたのですが(もちろんですよね)、見た目だいぶ年配に見えたのか、
声をかけられました。
なんと叔父に席を譲ってくれるという方がいたのです。しかも、台湾人観光客(家族旅行中)。
私たち夫婦を見て(記憶にはないが知らない間に中国語で会話していたらしい私たち)、
あなたたちも台湾からですか~なんて声をかけられて。
その家族は、夫婦+小学生くらいの子供二人+おばあちゃんの5人旅。
奥さんが「噂には聞いていたけど、日本人は本当に席を譲りませんよね。
昨日も東京で電車に乗りましたが、うちのおばあちゃんに席を譲ると言う人は全然いなくて。
でもそれじゃダメよ、って子供たちに言い聞かせていたところなんですよ」
なんていわれながら。なんだろうこの、穴があったら入りたい感。
まさか箱根で台湾人に席を譲られるとは・・・・
足のよくない叔父には本当にありがたい申し出でだったのでした。
私も、観光地であるなしに拘らず、快く席を譲ることのできるカッコいい大人になろうと思います。
その後、箱根登山鉄道も満員御礼。アクティーに乗り換え、叔母夫婦との旅を名残惜しむ私たち。
娘ちゃんは叔父の隣に座って、楽しそうに話していました。
先に降りた叔母夫婦に手を振りながら、涙腺がゆるくなったりしちゃってね、私ったら。
見送るときも、見送られるときも、なんかもう寂しさとか有難さとかいろんな感情が押し寄せてきて、
涙もろくっていけません。
残された私たち3人・・・若干の疲れを引きずりながら東京駅に到着。
すると兄から電話が。
ラーメン好きのオット氏のラーメンディナーに付き合ってくれるというではないですか! (´∀`)
東京駅で兄を待ちながら、ふと、感じた違和感。
あれ?何かが足りない。
リュックOK、財布OK、一眼レフOK、携帯OK。あれ?一体何が足りないのか?
(((((( ;゚Д゚)))))
やっちまったようです。これは確実にやっちまいました。
ズボンの後ろポケットに入れていた、デジカメがない(((((( ;゚Д゚)))))
ウソダロー 嘘だといってくれ。誰かこれは夢だと、幻だといってくれ。
まさかこの私が、乗り換えに次ぐ乗換えの最後に、デジカメを・・・・( ゚Д゚;)
兄を待ちながら、サーっと体全身から力と血の気が引いていきました。
箱根と大涌谷の、叔母家族との楽しい写真がいっぱい入っているデジカメが・・・ない( ゚Д゚;)
実はこのあと、夜6時から娘ちゃんとディズニーシーに行く予定だったんでした。
なのに、デジカメがない( ゚Д゚;)
こんなこともあるんですねー 。
探してもないものはないので、心配げなオット氏を兄に任せ、私は娘ちゃんを連れてホテルへ。
電車に乗りながらも、ホテルについてからも、猛烈な勢いで今日のあれこれを反芻します。
日曜の午後5時半。
こんな事件は私のスケジュールには載ってなかったよ・・・ぼやきたくもなります。
ホテルについてから今日通過した全ての駅に電話をして落し物の届出がないかを確認。
ない( ゚Д゚;)
どこに電話しても「そういう落し物の届出はありませんねぇ」の返事。
私のうっすらとした記憶では、小田原駅のJR券売機のところで切符を買う際にカメラを手に・・・
したような・・・・券売機の側に置いたような気が・・・
でも、小田原駅にもありませんでした。
荷物をひっくり返して、電話を掛けまくり、本当にディズニーにいけるのか不安げな娘ちゃんを
背に、悲しみや喪失感や不幸や不運といった、マイナスのオーラに包まれる私でありました。
最後の神頼み、東京駅に向かうアクティーに置き忘れたかもしれない薄い薄い可能性を考え、
JR東日本のお問い合わせセンターへ電話。
すると、「確認します」の返事のあとに、「お客様のものと似ている届けものがあります」って。
ええええーーーー!!JR東日本様さまさまさまさまさま!!!
カメラが心配すぎたのか、ラーメンを食べに行ったはずのオット氏はビックリするほどの
はやさで、ホテルに到着。
委任状を書き(紛失した本人である私がいけない場合は、委任状が必要なのだそうです)、
オット氏に東京駅にカメラを取りに行ってもらい、私は無事に娘ちゃんを連れて
夜のディズニーシーに行くことができたんでした。
日曜の夜、ディズニーシーはとっても混んでました。
私はこの日の教訓から、荷物は極力少なくして、ディズニーへ。財布と携帯だけを持って。
閉園の22時まで遊び、ホテルに戻ると、オット氏ちゃんとデジカメ受け取ってきてくれてました。
すったもんだの二日間。過密スケジュールのときは尚のこと、睡眠をちゃんととらなくちゃなりませんね。
そしてJR東日本には感謝感激。清掃スタッフさんが拾ってくれたようですが、本当に有難うございました!