2月も瞬く間に半分が過ぎました。
昨日までは初夏かと思うほどの暖かさだったのが、今日は一転寒い!
9日間あったはずの旧正月休みは、過ぎてしまえば短いもので。
昨日までは初夏かと思うほどの暖かさだったのが、今日は一転寒い!
9日間あったはずの旧正月休みは、過ぎてしまえば短いもので。
今日は旧暦1月8日で、深夜から拜天公(天公=玉皇大帝の誕生日&お参り)をする日であります。天公の誕生日は明日ですが、暦としては夜11時に日にちが変わるので、その日が変わるときジャストでお参りをするんだそうですよ。フルーツ等のお供えを持って、一年の平穏無事を願ってきますわ。
2月6日の早朝に台湾南部で発生した地震では、台南のビルが倒壊し、ニュースを見るにつけ心が痛みました。心配メールも沢山頂き、自分のことを心配してくれる人のいることの温もりとありがたさ、しみじみ。
高雄も我が家もおかげさまで無事でございます。ご心配有難うございました、ほんと。
で、今年の春節。
旧正月を楽しみにしていた義父ですが、1月下旬から風邪をこじらせ、地震の日(旧暦大晦日前日)も37.8度の発熱で意識朦朧。これは様子がよろしくないと、病院へ連れて行き検査をしたところ、即入院。しかも、集中治療室。白血球の数値が異常に高く、肺炎に加えて、肝臓の状態が悪いという事でした。
義父が脳卒中を起こしたのは2012年。今年が4回目の旧正月でしたが、今年は実家に連れて帰れず。
手足は枯れ木かというほどにやせ細り、口を開いても言葉をハッキリと話す事も難しくなってしまいました。ここ半年の弱り具合は、本当に、人生の終盤の終盤というのが色濃い程で。
というわけで、今年の旧正月休みは、遠出せず病院に日参。
普通病棟への入院だと、家族またはヘルパーさんによる看護(お世話)が普通で、ヘルパーさんを雇うのであれば、私たちがお願いしているところは、一日2200元。それが、旧正月中は2倍で4400元!!
なかなか痛い出費です。
が、集中治療室に入ると、看護士さんが全てのケアをしてくださるので、ヘルパーを雇う必要がなかったんでした。
それにしても、医療関係者さんというのはすごいですね。精神的にも肉体的にも。
義父は計6日間集中治療室にお世話になり、その間、私は行く度に命を削られているような錯覚に陥りました、ホントに。寿命がぎゅっぎゅっと音を立てて縮むような。
義父の隣の病床で家族に囲まれている高齢者は、顔が黄色くなり、声をかけても無反応。だいぶ悪いんだな、と思いながらの翌日、「呼吸器を外せばすぐに成仏されてしまいます」「わかりました。救急車呼びます」「明後日の午前中に再度来てください、書類を準備しておきます」等の事務的な会話を小耳に挟みながら、家族を見送る準備を淡々とする人たちの隣で立ち尽くすことしかできず思考停止になる私。
どうやら台湾では、延命治療不要と本人が事前に表明し家族がそれに同意した場合(または危篤に陥った場合)、病院で息を引き取らせるのではなく、息のある間に家に連れて帰り、自宅で見送るというのが一般的なようです。
日本のドラマ、病院のシーンでよくありますよね。医者が患者の脈を取り「○時○分、ご臨終です」というの。
それがどこでも一般的なんだろうと思い込んでいた私、しかーし、ここは台湾!風習は異なるんでした。病院から救急車に乗せて自宅に連れて帰り、自宅で見送るのだそうです(救急車代金は実費でしょう)。でも義父の場合・・・自宅で見送るのは物理的に困難、となると・・・。
私が悩まずともオット氏が善処してくれるのだと思いますが、家人の病状が一進一退、または悪くなる一方というのは、精神的に辛いもの。色々余計な事を考えてしまいます。
義父の隣の病床は翌日には空になり、そのまた翌日には別の急病人が入りカーテンが引かれ、中では機器が鳴りっぱなし。
そのほかの病床も、人がとっかえひっかえ。ここでは春節の雰囲気は一ミリも感じませんでした。
と、そんなこんな思っている間に、幸い義父の病状は好転し、先週末に一般病棟へ。まだ退院できていませんが、とりあえず一安心。
一般病棟に移れば移ったで、隣で無言で寝入っているおじいさんは83歳の時に気管切開し、その3年後に妻に先立たれ認知症発症、現在は主に老人ホームで過ごす93歳。気管を切開してから10年ですって・・・。息子娘は台北とアメリカにいて、万が一の時に対応してくれる人を雇って、老人ホームと病院を行ったりきたりしているそうです。
この高齢化社会、いかに心身健康で過ごせるか。その大事さ。考えさせられますね~。
特に、私も含めて最近は多いであろう海外生活者は、海外で最後を迎えたらどうなるのか。どこに骨をうずめて、その後の事務処理の詳細は如何なものか、誰に何をどう託すか。40前ではあれど、いつなにがあるかわからなないですからね、家人に迷惑をかけないためにもプレ終活・・・終活情報収集などしておくべき?
新年早々、なんてクラインでしょ!
そうそう、最近屋台で「米粉(湯)」を頼んだら、こんな見知らぬ食べ物が出てきました。米苔目(恐らく米粉を原料にした麺類)の兄弟のような、太くて短い麺。普通の米粉は、日本でも見るあの細いビーフンのはずなのに!私が食べたかったのは、あのビーフンだった、残念!!
特に、私も含めて最近は多いであろう海外生活者は、海外で最後を迎えたらどうなるのか。どこに骨をうずめて、その後の事務処理の詳細は如何なものか、誰に何をどう託すか。40前ではあれど、いつなにがあるかわからなないですからね、家人に迷惑をかけないためにもプレ終活・・・終活情報収集などしておくべき?
新年早々、なんてクラインでしょ!
そうそう、最近屋台で「米粉(湯)」を頼んだら、こんな見知らぬ食べ物が出てきました。米苔目(恐らく米粉を原料にした麺類)の兄弟のような、太くて短い麺。普通の米粉は、日本でも見るあの細いビーフンのはずなのに!私が食べたかったのは、あのビーフンだった、残念!!
まー、なにはともあれ、健康第一で。