7月になりました。今週末は指考(大学入試テスト)です。
台湾の大学入試は、1月の学測+面接や筆記等含む二次試験、または7月の指考で決まります。
台湾の大学入試は、1月の学測+面接や筆記等含む二次試験、または7月の指考で決まります。
チャンスは2回あるっていうことですね。
どちらのテストも国内統一のテストで、その成績によって大学が決まるので、かなり公平なもののようです。
昨日用事があって娘氏の高校にいったら、偶然仲良しのお友達に会って、明日から指考だというので、激励&いっぱい応援してきたところだったんでした。高校の卒業式はもう終わっていますが、指考を受験する子たちは、塾につめているか、学校の自習室を使っている子が多いみたいです。
うちの娘氏は指考を受けないのですが、どのようなものが見てみました。
テストは計3日間。各教科80分
一日目:物理、化学、生物
二日目:数学乙、國文、英文、数学甲
三日目:歴史、地理、公民と社会
どの科目を選択して受験するかは、志望する学部学科で指定している科目によって決めます。
今年はコロナのため、テスト中のマスク着用が義務付けられています。また試験場は、通常一クラス42人のところ、36人にして距離を取るんだとか。
学測に比べると、指考の試験範囲はどの教科でも広く深くなるので、試験対策がだいぶ大変ならしく。だから、なるべく学測で大学を決めてしまいたい!という人は多いみたい。
1月の時点では、留学を考えている同級生が何人かいましたが、コロナが世界的に広がってしまい、そのほとんどの子達が、海外にいくのを諦めて指考を受験するそう。
日本留学試験と日本語検定は7月のテストが中止、SATは3月から6月までのテストが中止。留学を考えていた子達は悔しい思いをしているかもしれません。
台湾の新学期は9月からですが、今の所、留学生への入国許可を出していないので、おそらく殆どが本国生になるのかな。
あ、でも、最近の香港のいろいろで、香港からは受け入れるでしょうね、きっと。と思ってニュースを見たら、今年は3427人の香港の学生が台湾の大学に出願しているそう。なんと、昨年比6.5割増。どんだけ多いんだ!
香港から近いし、文字が一緒で言葉が通じて、物価は安いしで、今後ますます台湾に入ってくる香港人は多くなるかも??
娘氏は6月に無事に日本へと旅立ち、PCRで陰性確認し、14日間の隔離期間を経て、日本での受験に向けて頑張り始めるところ。今年はどこの国の受験生も大変な思いをしているでしょうが、みんながみんな、それぞれの場所で力を発揮して、志望校に入れますように!