今日は旧暦の1月15日です。
高雄は愛河で開かれているランタンフェスティバルは明日まで。
で、私、今年に入って、心をとにかく平静に保つ、ということに勝手にチャレンジ中。
だったのですが、昨夜、チャレンジ失敗。
ヨソジ、そう、40。もう立派な大人なわけです。人の言動に一喜一憂せず、何があっても平静に、平穏に、争わず、罵らず、涙にくれることなく・・・
なんてできたら聖者になれるか。
チャレンジ失敗して得た教訓は、
「愚痴を吐いてただ慰めて欲しいだけの人の話をきいている時、調子にのって余計な老婆心からアドバイスなんぞしようものなら、相手には単なる上から目線のダメだしに伝わり、雰囲気はおろか二人の関係も悪くなる」
ということでした。
夫婦喧嘩ですよ。あはは。
隣で娘ちゃんが聞いていましたが、中学三年生、只今ドラマ『三国志』にどっぷりはまり中の彼女、いつのまにか成長していました。
冷静に私たちの会話の内容を聞き、分析し、オット氏の考えを理解し(そしてそれに同感)、そして私の老婆心アドバイスにも同意の意を示す大人っぷり。
そして最後には、オット氏と私の家庭環境と成長のバックグラウンドがあまりに違うから、目線や考えが相違するのは致し方ない。どちらももっと自分のことも相手のことも客観視することができれば、それほどこじれることはないと思うよ、とサラリ。
友達になら、
聞いてよー、こんなひどいことがあったのー、信じられるー?
ええ、それはひどい!!ひどすぎる!!
とか、軽く同調して受け流して、老婆心アドバイスなんてしないものを、家人となると、「もっと良くなって欲しい」という思いから、ついつい「そんな時は、こうしてみたら?ああしてみるのもいいかもしれない!」と、口に出さずにはいられなくなるんですよね。ダメだししている意図は全くないのに、相手は200%ダメだしに取るっていう。
そして、お互い通じ合えず、最後にはイライラMaxとなり、ワカラズヤ!!と爆発して、冷戦。
次の一手、そこに指したら、結果が見えてる!と分かっているのに、指さずにはいられないこの心理。いったい、何歳になったら自分を抑えることが出来るようになるのか。まもなくヨソジですが。
娘ちゃんを見習わなくてはなりません。私も三国志を読んだら、もっと人の心が読めるようになるかしら。
と思っていたら、ランタンフェスティバルでも見ました、三国志に出てくる人たちを。
これは、読め、と言われてますな、三国志。