いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2015/04/25

復調

こんにちは、こんばんは。

風邪を引いて結構な間へばっていましたが、復調しました。

夏の帰省に向けて運動を始め(家でZUMBA)、5月からは近所のカルチャーセンターで、
中国結び的な、手先を動かして小物を作るクラスを受講することにしましたの。
というのも、先日友達に教えてもらって、腕にぐるぐる巻くタイプの、
ブレスレット?のようなものを作ったら、これが面白かったんですねー。

初心者ですから作品はイマイチですが、楽しいからいいのだ。

集中スポットに入ったときの、外界との遮断感がたまらなくイイ!!

カメラクラスに通って写真を撮っていたときも、そんな感覚に陥る時がありました。

無の境地っていうか、瞑想中の雑念も何もかも消える瞬間っていうのに似てるかしら。

疲れてるけど疲れが吹き飛ぶ、みたいな。これが快感なんですねー。

思春期真っ只中の娘ちゃんが知らぬ間にEXO(という韓国のアイドルグループ)にはまり、
すっかり私の知らない娘ちゃんに変化を遂げて、疎まれる事も多くなってしまった今だからこそ、
自分の時間を充実させていかねばなーと思ったわけですよ。

というわけで、興味のアンテナがビビビと反応したものは、手当たり次第に攻めたいと思います。

で、今夜はVincent Lucasというフランスのフルート奏者のコンサートに行ってきました。

なんでも、今年は三年に一度の「國際長笛藝術節」ならしいんですね。

はるばるフランスから、台湾は高雄に来て演奏をしてくれるなんて、考えただけで感謝感激。
この方、パリ管弦楽団の首席フルート奏者ということで、かなりすごそう!!
と期待いっぱいで行ってきたのですが・・・

プログラムを購入しなかったので曲名は紹介できなくてごめんなさい。

コンサートは約1時間半。
演奏テクニックはド素人の私にもぐっと感じるものがあるくらい素晴らしかった・・・

後半の二曲、ジャズテイストあふれる曲はすんごくよかったんです。
まるで、時は夜11時頃、高級ホテルに入ってるバーで、ウイスキーグラスを片手に
生演奏を聞いている風な、そんなまったりかつ優雅な錯覚に陥ったほどで。

しかし、その後の約30分間、どう聞いても、目をつぶって浮かんでくるのは、
どこかヨーロッパの深い森の中にある廃墟と化した城・・・・陰鬱、陰々とした暗く重い空気・・・

暗い・・・暗すぎる・・・全然よさがわからない・・・・

聞きながら思わず眉間に皺がよる感じの。

そしたらですね、Vincent Lucas氏は最後の挨拶で、

今日選んだ曲はどれも宇宙や愛をテーマとしたものでした

と言っているではありませんか!!!!

私が、暗く重く陰々とした廃墟と化した城というイメージで受け取ったそれは、宇宙だった!!!

あまりの落差にショックどころじゃないっていう。

4月も残り僅か、健康で安全に過ごしましょうね。

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