先週末の尾牙(忘年会)では、どうした私、くじ引きで「オーブントースター」を当ててしまいました・・・・あんなに現金と念じていたのに、ううう。
世間は明日から旧正月の休みですが、私は先週末から既に休みを謳歌しております。
土曜日はスペイン語、そして実家の大掃除、自宅の大掃除、それから義父を見舞いに老人ホーム、そして義父の薬をもらいに病院へ行って、銀行へ行って、シャワーを修理してもらうのに問い合わせに行って、デジカメが壊れたので入院させに行き・・・・と今日まで猛烈な忙しさ。
昨日は娘氏と一緒に、日本でいうところの保健所かな、に行ってきたんでした。犬や猫を保護、いや、収容しているところですね。
娘氏、本当に犬が好きで。まぁほんとうに。
保健所のゲージに入っている犬たち、その一つ一つゲージの前に立って見て、もう耐えられなくなってしまいました。
この子たちの将来にはさっ処分がまちうけている(かもしれない)。
前に映画館で見たドキュメンタリー映画「十二夜」がリアルに思い出されます。
一匹の黒犬がいました。とても従順そうで、吠えることなく、金網の向こうから鼻を出して私達のにおいをかごうとし、しっぽを振り、金網から何度も手を出して、「ねえねえ」と話しかけてきます。
娘氏はそのゲージの前で固まってしまいました。
この子。
私たちが見ている間にも、4-5組の人が見に来ていました。実際に、引き取っていく人もいました。
娘氏は尚、そのゲージの前で固まっています。
こんなところにおいておくのはかわいそう、連れて帰りたい、と、涙しています。
別に冷やかしのために来たわけではないし、縁があれば、という思いもありはしたものの、この黒君は大きすぎる(体が)。
うちはマンション。共働き+塾通いの家庭である我が家で、果たして、黒君の命に対して責任を負えるのか。
私も固まってしまいましたよね。
連れて帰るのは簡単だけれど、その後、何年十何年と、共に暮らすだけの覚悟があるか、責任を負えるか。
うーん・・・。
結局、オット氏の考えも聞こうということで、収容所を後にしました。
午後中涙する娘ちゃん。塾でテストを書きながら、黒君のことを思ってまた泣いてしまった、と。
夜は、犬を迎えるかどうかの家族会議。
一匹でも救いたい。守ってあげたい。責任をもつ。時間は何とかする。
娘ちゃんの訴えを聞きながら、私たちも考えました。責任を持つってどういうことか。
オット氏も、娘ちゃんに負けず劣らず犬が好き。条件さえ揃えば、娘ちゃんに言われなくても連れて帰ってきたでしょう。
それから、責任を持つということ、救うということ、私たちにできること、なぜこんなにもノラが多いのか、なぜノラが捕まえられてしまうのか、収容所について、動物愛護団体について、ペットショップについて、1時間以上話し合いました。
私たちはもしかしたら真面目すぎたのかもしれません。もっと軽い気持ちで連れて帰ってきてから、それからまた問題にぶつかる度に考えて対策を練っていくということもできたはず。
でもね・・・
こんな狭いマンションで、果たして黒君を幸せにしてあげられるのか。朝から晩まで誰もいないこの家。トイレの時間だって、固定した時間を確保してあげられるかわからない。出張も外出も多い。家犬(番犬ではなく)として、共に家の中で暮らすには、うちの条件はあまりにも悪いよなぁ、と。
黒君は本当に、私の目から見てもとてもいい子で、私達のほかにも2組の人が、ゲージの前で足を止めていました。
もっとほかに、いい条件で、黒君をもらってくれる人が出てくるかもしれない。だって、あんなにいい子なんだから。だから、祈ろう、黒君がいい人に出会えるように。
そして、いつか誰かを迎え入れることができるように、その日のために、条件を整えていこう。
寝る間際、また泣いていました。
黒君を連れて帰るって、私はすごい自己中だった。ただ連れて帰って、一緒にいたいって、私の思いだけで、黒君のこと(暮らし)をちゃんと考えてあげられていなかった、と。
うーん、辛い。
今回の事は、私たち(親)にとっても、改めて色々考えさせられる機会になりました。
また、寝る間際、私を呼び止めてこう聞いてきました。
私(娘ちゃん)のことを生まなきゃよかった、生んだことを後悔したことある? と。
色んな思いに、押しつぶされそうになっていたのでしょうか、彼女。
娘ちゃんがいることで、私は毎日頑張ろうと思うよ、娘ちゃんがいてくれて本当によかったと思ってるよ。これからも色んなことを話して、色んなところに行こうね。とにかく、健康でね。あなたが健やかでいてくれるだけで、私は本当に嬉しいんだよ。
なんとまぁ、忙しくも色々考えさせられる旧正月前!
私も固まってしまいましたよね。
連れて帰るのは簡単だけれど、その後、何年十何年と、共に暮らすだけの覚悟があるか、責任を負えるか。
うーん・・・。
結局、オット氏の考えも聞こうということで、収容所を後にしました。
午後中涙する娘ちゃん。塾でテストを書きながら、黒君のことを思ってまた泣いてしまった、と。
夜は、犬を迎えるかどうかの家族会議。
一匹でも救いたい。守ってあげたい。責任をもつ。時間は何とかする。
娘ちゃんの訴えを聞きながら、私たちも考えました。責任を持つってどういうことか。
オット氏も、娘ちゃんに負けず劣らず犬が好き。条件さえ揃えば、娘ちゃんに言われなくても連れて帰ってきたでしょう。
それから、責任を持つということ、救うということ、私たちにできること、なぜこんなにもノラが多いのか、なぜノラが捕まえられてしまうのか、収容所について、動物愛護団体について、ペットショップについて、1時間以上話し合いました。
私たちはもしかしたら真面目すぎたのかもしれません。もっと軽い気持ちで連れて帰ってきてから、それからまた問題にぶつかる度に考えて対策を練っていくということもできたはず。
でもね・・・
こんな狭いマンションで、果たして黒君を幸せにしてあげられるのか。朝から晩まで誰もいないこの家。トイレの時間だって、固定した時間を確保してあげられるかわからない。出張も外出も多い。家犬(番犬ではなく)として、共に家の中で暮らすには、うちの条件はあまりにも悪いよなぁ、と。
黒君は本当に、私の目から見てもとてもいい子で、私達のほかにも2組の人が、ゲージの前で足を止めていました。
もっとほかに、いい条件で、黒君をもらってくれる人が出てくるかもしれない。だって、あんなにいい子なんだから。だから、祈ろう、黒君がいい人に出会えるように。
そして、いつか誰かを迎え入れることができるように、その日のために、条件を整えていこう。
寝る間際、また泣いていました。
黒君を連れて帰るって、私はすごい自己中だった。ただ連れて帰って、一緒にいたいって、私の思いだけで、黒君のこと(暮らし)をちゃんと考えてあげられていなかった、と。
うーん、辛い。
今回の事は、私たち(親)にとっても、改めて色々考えさせられる機会になりました。
また、寝る間際、私を呼び止めてこう聞いてきました。
私(娘ちゃん)のことを生まなきゃよかった、生んだことを後悔したことある? と。
色んな思いに、押しつぶされそうになっていたのでしょうか、彼女。
娘ちゃんがいることで、私は毎日頑張ろうと思うよ、娘ちゃんがいてくれて本当によかったと思ってるよ。これからも色んなことを話して、色んなところに行こうね。とにかく、健康でね。あなたが健やかでいてくれるだけで、私は本当に嬉しいんだよ。
なんとまぁ、忙しくも色々考えさせられる旧正月前!
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