私の中では恒例になりました、旧正月と介護シリーズ。去年の様子はこちら。
今年の旧正月は格別に「旧正月っぽさ」が薄い旧正月でした。実際にはまだ終わっていないけれど、気持ち的にはもう終了。
義父が倒れて満3年。今年も実家に連れて帰りました。
旧暦大晦日に義父を連れてお墓参りをしながら実家に向かう、というのは去年に同じ。
去年と違ったのは、義父が100%「鼻から管」となり、口からはものを食べられなくなったということ。
去年の旧正月で鼻から管の必要性を病院で告げられた後、数ヶ月の間「口から食べる」を試し、症状の改善を願っていた私たちでしたが、その度に誤嚥と肺炎を繰り返し、去年の春か、それとも夏頃だったかな、100%鼻の管から、となったんでした。
もうすっかり管には慣れ、勝手に抜いたりはしません。何かを(口で)食べたいとも言わなくなりました。
口から食べられなくなっても、義父には待ちに待った旧正月、待ちに待った帰宅。
連れて帰ることができて、良かった、と思う。
しかし、たった1日でしたが、大変でした。
心の準備はできていたけれど。
まず、老人ホームからもらったスケジュールはこちら。
栄養ミルクと水分が、2時間置きで24H続きます。機械的なほどに。介護側は眠れない。
夜は寝るのに、その最中にもミルクと水が必要だなんて!!
オット氏実家で迎えた旧正月。その晩オット氏は、こちらも毎年恒例で友人に会いに出かけて行きましたよね。義母は義父と離婚していて(しかも憎くて離婚)世話なんてとんでもなく、義兄は今年も仕事でこられず、義姉も戻ってこず、義兄の奥さんは義父の顔を見るのも御免なほどの亀裂持ちで、夜勤はもちろんワタクシでございます。
リアル寝ずの番。
私なりにかなり踏ん張って頑張ったんですが、とうとう夜の3時すぎに深いところまで落ちてしまい、娘ちゃんがアラームに気付いて起こしてくれたものの、30分の遅れを作ってしまいました。
が、朝5時までなんとか勤め上げ、6時にオット氏と交代。
老人ホームで働いている人やお医者さんや看護婦さんや、いやいや、交代勤務などをしている人はすごいですね。私はなまっちょろいので、一晩でもうぐったりです。
これを日課でしている人、自宅介護をしている人、本当にすごいと思います。だけど、共倒れするだろうなぁ。(私だったら)
最近、スペイン語教室で知り合った学生さんとLineを交換したら、数日置きに、スペイン語での質問が届くようになりました。困るけど、勉強せざるを得ない状況って、悪くないかもしれません。何時も、気分転換は必要なのだ。
「旧正月おめでとう」はスペイン語で「Feliz Año Nuevo Chino」
(スペイン語にはたぶん全然関係ないけど)スペイン語教室で見せてもらったジンバブエの100兆紙幣の写真を眺めながら、今年の金運UPを夢見つつ残りの数日を過ごすことにします。
恭喜發財!!
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