いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2017/02/28

母、台湾に来る(3日目、4日目)

3日目: 近所の市場散策→足マッサージ→ランタンフェスティバル@愛河

この日(旧暦1月5日)から、市場が通常営業になったので、朝ごはんを食べた後に、散歩がてら近所の市場へ行きました。



今の時期は冬のフルーツが並んでいます。といっても、写真で見えるのは緑色ばっかりで。旬なものは、赤いレンブ、緑色のナツメ(棗子)とか。でも、なぜか写真には写ってない(苦笑)

その後、義父に会いに老人ホームへ。母と義父が会うのは、もしや私の結婚式以来?となると、15年以上会ってない?…そもそも…会ったことあるのは、結婚式でだけか??

記憶がないので、考えるのはやめましょう。母が、義父のあの元気ハツラツとしていた姿を覚えていたとして、今のやせ細った寝たきり状態を見たらショックを受けるかしら、なんてことを思ったりもしましたが、杞憂というもの。老いは誰にでも訪れます。

会いました。会いに行きました。



義父に、誰だかわかる?って聞いたら、たかおのお母さんだろう、って。おお!

会話はなくても、誰かが側にいてくれるだけで嬉しい様子の義父。猫の抱き枕をプレゼントしてきました。


日本国内での結婚だったら、お中元やお歳暮を贈りあったり、付かず離れずの距離を保つのでしょうが、うちは国際結婚。親同士の連絡や繋がりは一切なかったのでした。それでも、まぁ、なんとかなるんですね。

午後は近所に足マッサージに。毎日緩く過ごしているようで、1万歩以上歩いて足がパンパンだったんでした。人に揉んでもらうのは気持ちのいいものなんですよね~。



そして、涵品酒店の3Fで飲茶を食べて・・・




ランタンフェスティバル@愛河を見てきました。人が多いのなんの~!人を避けて、段差に気をつけながら歩き、歩き、歩き、母激疲れ。



中央に見えるのが愛河。右側に屋台街、左側にランタンフェスティバルの作品が並んでいました。



黒い影になっているのが娘ちゃん(157㎝)。推定3Mの大作です。



こんな風に、作品が並んでいます。学校や、団体が作成して出展。今年は酉年なので、展示されている作品も鶏をモチーフにしたものが多かったです。




個人的に気に入った2枚を(笑)

今年は花火も上がって、とても盛大に行われました。

ランタンフェスティバルの時期に台湾に来たら、是非見に行かれるといいと思いますね。各地で開催されています。



4日目: 娘ちゃんとショッピング&鼎泰豐→シャンプー初体験

4日目は写真なし。というのも、この日は仕事初めで、私もオット氏も出勤日。

娘ちゃんだけがまだ冬休みだったので、孫と二人で仲良く終日買い物。行った先は、漢神アリーナ。娘ちゃんの洋服選びに付き合い、お土産を買って、B1の鼎泰豐でたらふく食べて、楽しく過ごしたそうです。

夕方に美容院に行ってシャンプー&ブローをしてもらい、のんびりとね。もう73歳ですから。

で、明日が観光最終日、台北です!

2017/02/19

母、台湾に来る(2日目)

2日目:佛光山→西子湾でアフタヌーンティ

この日は、母にお墓参りに付き合ってもらいがてら、佛光山見学をしてきました。

佛光山は、佛陀紀念館のある方(ランタンフェスティバルもこちらで開催)と、昔からある佛光山(お墓のある方)とに分かれています。

どちらも見学できますが、今はやはり佛陀紀念館を見に行く人の方が断然多い。

2年前に母が来た時に、佛陀紀念館は見たので、今回は昔からある佛光山の方を見学してきました。こちらも、なかなスケールが大きく、見ごたえがあります。

無数の金仏像に出迎えられながら、

まず目に入るのがこの大きな金仏。
金ピカに輝き、佛光山のシンボルといっても過言ではありません。何メートルあるのか…相当大きいです。見ただけでご利益がありそうでしょう?

今回初めて知りましたが、仏像の背中側に入口があって、中に入ることが出来ました。(但し、展望台などはない) 


入り口から入ると、壁一面に菩薩様が並んでいて、神々しい?仏々しい?なんだろう、不思議な感じです。一番奥に、また仏像と、ちょっとしたお土産売り場みたいなところがあったような。

さて、本殿の大雄寶殿。


写真が適当ですみません(;´・ω・)

ここがメインです。中には、本尊である釈迦仏、阿弥陀仏、薬師如来がいます。実は、結構好きなんですよね、ここ。中に入ると、さーっと何かの空気に包まれるようで、心が落ち着くっていうか。
旧正月中の見学でしたが、台湾人のほかに、東南アジア系観光客も多く来ていました。出稼ぎさんたちかもしれません。駐車場が半ハンパなく混んでいて、相当な数の見学者がいたはずですが、敷地が広大なのでそれほど混雑を感じません。

高雄市からは車で40分ほどですが、やはり一度は見て頂きたいスポット。
その後、一旦家に帰ってから、西子湾会館のアフタヌーンティへ。旧正月で混んでるだろうと、2週間前に予約。
晴れたら夕陽も眺められると思っていたのですが、あいにくの曇り。砂浜はほぼ人影なし。でも、太陽が出ていないので、テラス席でゆっくり過ごしてきました。


こんなに雲が。


アフタヌーンティ、写真は二人用です。これにドリンクが二つ付いて、NTD660。ビーチにも行けるし、小さい子は目の前の砂場で遊ばせることができるし、場所はいいですよね。量が少ないかと思いきや、結構おなか一杯になります。


砂浜に生える不思議な木に、興味津々の母(笑)

2日目も無理なくゆっくり過ごせました。

母、台湾に来る(1日目)

さて、遡ること2週間前、母が台湾に遊びにきていました。

旧正月中の台湾滞在、人の多い場所を避けての緩やかな滞在だったので、台湾旅行の参考にはなりませんが、どんな事をしたのか、忘れないうちにメモしておきたいと思います

到着は夜便、出発は朝便だったので、滞在していた5日間の様子を。


1日目 旗山老街→美濃→六亀 

この日のメインは、旧正月の挨拶も兼ねて旗山にいる義母を訪ねる事でした。母と義母、会うのは10年ぶりくらい。言葉は勿論通じませんが、母の思いが義母に伝わればいいな、と。(認知症があるのですぐに忘れてしまうでしょうが)

会って話した時間はほんの30分くらいでしたが、顔を見るくらいで丁度良かったようです。思っていた以上に和やかで、いい面会の時間となりました。

その後、旗山老街散策。旧正月中ですが、市場は開いていて賑わっていました。


道は狭いわ、バイクは通るわ、台湾南部感がずっしり。

どこの国の方かわかりませんが、旗山老街の3か所で、ピザ販売をしていました。

まだ旧正月真っ只中で、卸売り市場は開いていないと思いますが、野菜は新鮮そう。

ショウガ山積み。

そういえば、今、ちょうど今(2月半ば)、台湾は鳥インフルエンザ対策で鳥(家禽)の屠殺・移動が禁止になりました(2/17から7日間)。なので、市場からも一時的に鶏系の肉は消えていると思われます。

なかなかダイナミックな柄が揃っています。


バナナ好きな母に食べさせたいと、バナナの屋台の前で吟味していたら、知らないおじさんに「(台湾語)好野郎(ホーイャラン)=金持ち」と声をかけられたんでした。

話はそれますが、台湾語に、金持ちという言い方は二種類あります。

① 有錢郎 ウージィラン(とにかく現金をいっぱい持ってるお金持ち)
② 好野郎 ホーイャラン(家は沢山あるが財布にはお金が入っていない金持ち)

どちらも「金持ち」ですが、遡ればちょっとニュアンスが違うようで。人によっては、後者を、金持ちぶった人=ネガティブな意味として使うこともあるという話。

最近高値が続いているバナナですが、プラス旧正月価格で上乗せとなっていたのか、かなり高かったので結局バナナは買わなかったんでした。ふふふ。懐具合を見破られたか。

それから、花畑を通りながら(旧正月の時期に、美濃や六亀などでコスモスやマーガレットの花畑が見られます)

現在修繕中のオット氏の実家を見せに六亀へ。


で、家を見た後に、オット氏が働き出して、六亀の家でなぜかみんなで草取りとかしちゃって、母も手伝ってくれました(苦笑)。親孝行どころか、親を労働力として使ってしまったよ。。。すみませぬ&感謝(;´∀`)

帰りは里港に寄って、豚足&ワンタン。丸富です。大繁盛。


久々に行きましたが、代が変わったのか、昔に比べると味が落ちた気が。うーむ。

とはいえ、義母との再会も無事に果たせて、いい一日でした!

2017/02/11

元宵節

今日は旧暦の1月15日です。

高雄は愛河で開かれているランタンフェスティバルは明日まで。

で、私、今年に入って、心をとにかく平静に保つ、ということに勝手にチャレンジ中。

だったのですが、昨夜、チャレンジ失敗。

ヨソジ、そう、40。もう立派な大人なわけです。人の言動に一喜一憂せず、何があっても平静に、平穏に、争わず、罵らず、涙にくれることなく・・・

なんてできたら聖者になれるか。

チャレンジ失敗して得た教訓は、

「愚痴を吐いてただ慰めて欲しいだけの人の話をきいている時、調子にのって余計な老婆心からアドバイスなんぞしようものなら、相手には単なる上から目線のダメだしに伝わり、雰囲気はおろか二人の関係も悪くなる」

ということでした。

夫婦喧嘩ですよ。あはは。

隣で娘ちゃんが聞いていましたが、中学三年生、只今ドラマ『三国志』にどっぷりはまり中の彼女、いつのまにか成長していました。

冷静に私たちの会話の内容を聞き、分析し、オット氏の考えを理解し(そしてそれに同感)、そして私の老婆心アドバイスにも同意の意を示す大人っぷり。

そして最後には、オット氏と私の家庭環境と成長のバックグラウンドがあまりに違うから、目線や考えが相違するのは致し方ない。どちらももっと自分のことも相手のことも客観視することができれば、それほどこじれることはないと思うよ、とサラリ。

友達になら、

聞いてよー、こんなひどいことがあったのー、信じられるー? 
ええ、それはひどい!!ひどすぎる!!

とか、軽く同調して受け流して、老婆心アドバイスなんてしないものを、家人となると、「もっと良くなって欲しい」という思いから、ついつい「そんな時は、こうしてみたら?ああしてみるのもいいかもしれない!」と、口に出さずにはいられなくなるんですよね。ダメだししている意図は全くないのに、相手は200%ダメだしに取るっていう。

そして、お互い通じ合えず、最後にはイライラMaxとなり、ワカラズヤ!!と爆発して、冷戦。

次の一手、そこに指したら、結果が見えてる!と分かっているのに、指さずにはいられないこの心理。いったい、何歳になったら自分を抑えることが出来るようになるのか。まもなくヨソジですが。

娘ちゃんを見習わなくてはなりません。私も三国志を読んだら、もっと人の心が読めるようになるかしら。
 
と思っていたら、ランタンフェスティバルでも見ました、三国志に出てくる人たちを。


これは、読め、と言われてますな、三国志。