いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2020/07/15

外から見るフシギ

もう一年の半分が過ぎてしまいました。

台湾で生活する上ではほとんど脅威を感じることのなくなったコロナは、世界各地でまだニュースを賑わせていて、ここで生活する分には不安を感じないけれど、ニュースを見るたびに不安に包まれます。

こちらに住んでの実感としては、もう大丈夫、という思いが先行していて、出掛けにマスクを忘れることもしばしば。

しかし地下鉄の改札ではまだ検温が行われていて、あれ?マスクって必須?任意?と、一瞬頭が真っ白になり、すれ違う人を見るとまだまだみんなマスクをつけてるんで、係の人に「マスクって必要なんですか?」と聞くと「持ってないんですか?ではここに名前と電話番号を書いてください。はい、これをつけて。次は忘れないでね」って、ペラペラの薄いマスクを渡される感じです。

一方、会社では上司が「第二波は台湾にもやってくる!みな、くれぐれも気を付けて過ごすように!!」的な事を声高にいっていたりもします。

あれ?つまりは、私が勝手に緊張感を捨てちゃったってことか?

完全内勤業務だと、マスクしてないところも多いんじゃないかな。でも銀行やサービス業等の対面での顧客対応の必要な職種は、ほとんどが依然マスク着用でお仕事。

二ホンの感染者は先週ぐっと増えたようで、しかし、ゴートゥーキャンペーンなるものをやるとか、東京の某区では感染者にお見舞金10万円を渡すとか、ニュースを見ながらオット氏が「なにこれ?どういうこと?」って連呼してるんですが、適当な解説をしてあげることができない、不甲斐ないツマです。

こっちでは、規則を守らない感染者に罰則や罰金はあっても、お金がもらえるなんてことはそもそも考えられず。

外から見てるといろんなことがフシギです。いや、通りこしてちょっと意味不明。

豪雨でひどい被害を受けている地域が多く、一方で賞与がないとか減らされるとかで退職希望者が相次ぐとか、ストが行われる医療機関があるとかいうニュースをみて。え?なんちゃらキャンペーンより、優先的に配る対象あるんじゃないすかね?っていうか感染拡大傾向なのに、ゴートゥーしちゃうの?

これが台湾だったら市民が政府をフクロダダキノケイにして、なんなら市民の力でリコールじゃぁ!ってなるんじゃないかと思ったり思わなかっり。

それはそれで、外から見たらフシギな光景に映るのかしら。

さて、在台もかなり長くなりましたが、最近必要に迫られて銀行口座開設を数カ所で。

2018年だったか、台湾と二ホンの間でCRSの合意ってんでしょうか、(マネーロンダを防ぐ、あれですね)が結ばれてからこのかた、台湾での口座開設の時に決まって聞かれるのがマイナンバー(ID)。

外国人が口座を開くのは、以前に比べると難易度が高い気がします。

そしてどの銀行の担当からも同じ質問が。なんでしょうね、こっちの人は初見でもすぐに関係が近しい風に、聞きたいことは何でも聞かせてもらうね!っていうスタンスで迫ってくるんです。もう慣れたからなんてことないけど、やっぱりこっちは人間関係の敷居がちょっと低い感じですね。(そういうところは結構好き)

IDがなくて、いったい二ホンではどうやって個人の特定をしてるの?

その昔、台湾はニホンの戸籍制度を導入して今の形になったのに、なんでニホンはIDがないのん?

住民票には番号ついてないの?

確定申告とかはどうするわけ?IDなくてもできるものなの?

(;´д`)いやぁ。。。

えーと確かぁ、ニホンでは、子供が生まれたら出生届を出すと戸籍と住民票に記載されて、それからは基本的には住民票で個人が紐づけされてるんじゃないかなーと思うけどぉ…(もごもご)

まずい。彼らにとってしたら、目の前にいる私がニホン代表になるのに、ちゃんと納得させられるような答えが出せないようでは、代表失格じゃないか(苦笑)

こっちから見たら、ニホンのあれこれはたぶんすごく意味不明なんでしょう。フシギでたまらないという目で見られました、何度も。(私の中国語能力への疑心でないことを祈る)

なんでそんな制度なの?使い勝手悪すぎじゃない?

という風に映るんですね。こっちからだと。しかも銀行の担当さん目線からだと特に。

コロナになってからは、ICチップ入りの健康保険カードに出入国記録が紐づけされて、マスクの購入も健康保険カードでだし、最近台湾政府が出した振興券も健康保険カードで申請&購入。IDがあって、ICチップ入りの紐付けされたカードがあったら、かなり合理的にいろいろできる、のはできるんですけどね。うん。でもニホンは、違うの。多くの人はその便利さよりも個人情報を憂慮してるんじゃないかな、しらんけど。

最後には、フシギでたまらないけど、とりあえず分かったことにするわ、っていう空気で事務処理終了。

ついでに質問すると、なんでこんなに長い間台湾に住んでるのに、台湾の身分証取らないの?

なんてことも聞かれます。よく聞かれます。

外から見ると、自分の常識バイアスがかかるからね。色んなことがフシギに見えるものなのかも。

2020/07/02

ジュケンのこととか

7月になりました。今週末は指考(大学入試テスト)です。

台湾の大学入試は、1月の学測+面接や筆記等含む二次試験、または7月の指考で決まります。

チャンスは2回あるっていうことですね。

どちらのテストも国内統一のテストで、その成績によって大学が決まるので、かなり公平なもののようです。

昨日用事があって娘氏の高校にいったら、偶然仲良しのお友達に会って、明日から指考だというので、激励&いっぱい応援してきたところだったんでした。高校の卒業式はもう終わっていますが、指考を受験する子たちは、塾につめているか、学校の自習室を使っている子が多いみたいです。

うちの娘氏は指考を受けないのですが、どのようなものが見てみました。

テストは計3日間。各教科80分

一日目:物理、化学、生物
二日目:数学乙、國文、英文、数学甲
三日目:歴史、地理、公民と社会

どの科目を選択して受験するかは、志望する学部学科で指定している科目によって決めます。

今年はコロナのため、テスト中のマスク着用が義務付けられています。また試験場は、通常一クラス42人のところ、36人にして距離を取るんだとか。

学測に比べると、指考の試験範囲はどの教科でも広く深くなるので、試験対策がだいぶ大変ならしく。だから、なるべく学測で大学を決めてしまいたい!という人は多いみたい。

1月の時点では、留学を考えている同級生が何人かいましたが、コロナが世界的に広がってしまい、そのほとんどの子達が、海外にいくのを諦めて指考を受験するそう。

日本留学試験と日本語検定は7月のテストが中止、SATは3月から6月までのテストが中止。留学を考えていた子達は悔しい思いをしているかもしれません。

台湾の新学期は9月からですが、今の所、留学生への入国許可を出していないので、おそらく殆どが本国生になるのかな。

あ、でも、最近の香港のいろいろで、香港からは受け入れるでしょうね、きっと。と思ってニュースを見たら、今年は3427人の香港の学生が台湾の大学に出願しているそう。なんと、昨年比6.5割増。どんだけ多いんだ!

香港から近いし、文字が一緒で言葉が通じて、物価は安いしで、今後ますます台湾に入ってくる香港人は多くなるかも??

娘氏は6月に無事に日本へと旅立ち、PCRで陰性確認し、14日間の隔離期間を経て、日本での受験に向けて頑張り始めるところ。今年はどこの国の受験生も大変な思いをしているでしょうが、みんながみんな、それぞれの場所で力を発揮して、志望校に入れますように!

2020/06/15

1日前~出発

出発1日前、やっとやっとやっと、学校からの書類が揃いました。

・成績証明書
・在籍証明書
・推薦状

あとでオット氏に聞いたら、台湾では「在籍」っていうのは戸籍に使うんで、学校には使わないんだよ、と。学校に使うなら「在学」。

なるほど学校と話が通じないわけだ。。。

出発前夜はみんなで鍋を囲んで、全てが順調にいくようにとエール。

夜は友達がメッセージカードやプレゼントやケーキを持って入れ違いに何人も訪ねてきて、何をすることもできないまま夜が更けました。

娘氏は疲れすぎて倒れるように寝てしまい、私が夜の3時までかかって荷物の整理。

あとこの日は、日本で使える印鑑を作り、文昌帝という学問の神様にお参りにいってきました。


さて、出発当日。

午前中にTOEFLを受験してからの空港移動で、朝からまた信じられないくらいバタバタ。

朝8時に家を出て試験会場へ見送り。家に帰って引き続き荷作りをして、気づけば12時。試験会場へ迎えに行きながら、お昼を食べて、空港へ直行です。

で、3回目のTOEFL、そろそろスコアを上げてほしいところ。

どうだった?今回は少しは手応えあった?って聞いたら、、、(涙)

1回目と2回目は会場A。今回は別の会場Bでした。

予備知識として会場によって色々違いがあるとは聞いていたものの、会場Aとは席の配置もパーテーションも設備もあまりに違って、撃沈だった、と。。。

TOEFLはみんな一斉にテストが始まるのではなく、着いた人から案内されて、時間差で始まります。なので、自分がListeningをしているときに、別の人がSpeakingを始めるんですね。

会場Aは、仕切りがそこそこしっかりしていて、他の受験生の音に邪魔されるというのがほとんどなかったものの、会場Bはマイクの音の拾い方もよくないとかで、みんな大声。それでListeningの後半が全然聞こえなかったって・・・。えーー。

実力がしっかりあれば会場の良し悪しのスコアへの影響は小さいのでしょうが、そうでない場合はとにかく条件のいい会場を選ぶに限りますね。。。子供辛い、親も辛い~。

TOEFL目標スコアに届かないまま日本に送り出すことになるとは・・・。オット氏と、これで本当にいいんだろうか、大丈夫なんだろうかと、頭を抱えながらの出発目前。

勿論日本でも引き続きTOEFL受験は可能。しかーし!台湾での受験料はUSD190なのに、日本ではUSD235。高いのです!!

何度も気軽に受け続けることができる価格設定ではないと思うんですよね~。

今回は見送りになりましたが、日本の大学入試で英語の外部試験が採用されることになったら、確実に経済地域格差がスコアに反映されるんじゃないかと思います。これほんと不公平。よくないと思うわ~。

っていう話はさておき。

心にもやもやを抱えながら空港に着くと、ガラガラっていうより、空っぽでした。

台湾に来て長いですが、こんなに人がいない空港見たことない。

午後は娘氏が利用する成田便のみ。ほかは全てキャンセルでした。

ほどなくして、娘氏のクラスメイトが見送りに来てくれました。全部で10人くらいかな?1時間位、写真撮ったり、わちゃわちゃしたりして、涙することなく、笑顔で出発。

ほっ。

なんだかよくわからないけど、この後どっと疲れが襲ってきました。

ほっ。

定刻で出発、日本にも無事に到着し、PCR検査を経て検疫ホテルへ。このフライトで一緒になった20代の子と仲良くなって、日本に着いてからも孤独感とか寂しさを感じることなく過ごせたとのこと。それはよかったね。

その後、陰性の報告をもらい、実家で自主隔離です。

これから親にできることは、お金の準備くらいかな。あとは本人に引き続き努力をしてもらいましょう。頑張れ、娘。

2020/06/11

2日前

最近はもう日にちの感覚がなくなってきました。今日が何曜日かがわからない。

寝ても覚めても、頼りない娘氏のことが心配でならないというどうしようもない状況。

学校にお願いする書類は遅々として進まず。内容に問題があったり、記載内容に不足があったり、罠も多くて、結局今日までまだ揃っていません。私も仕事どころじゃなく、会社にいるのに仕事全然できてなくて、けっこうまずい。なんとか、最終日の明日には全部完成させたい!

さて、どんな罠かというと、例えば入学年月日、卒業年月日が記載された在籍証明証(Certificate of Attendance)。

台湾は9月始業ですが、娘氏の代は8/30が登校初日でした(毎年微妙に違う)。学校ではこの両日にち入りの在籍証明証を作成したことがない、と。うちではこんな書類作らんよ、だから知らんよ、なによこれ?な反応。

なので学校の書類フォームを拝借して、そこに自分で必要事項を打ち込み、プリントアウトして学校に持っていきました。入学日を8/30として。

ところが、学校側では授業開始日はたしかに8/30だけれど、入学手続きが完了したときから在籍しているということになるから、8/30の書類にはハンコを押せない!んですって。。。

定義がどうなってるのか確認したいから(日本の大学の)募集要項をメールで送れ、とか。全部日本語なんだけど。。。とか戸惑いつつ。

最後には書類を出してはくれるんでしょうけど、そこまでの道のりが長い。

そんなこんなに時間を大幅に取られ、娘氏は沢山の友達からカードをもらい、もらったカードにお返事を書き・・・ってことに時間を費やし、週末のTOEFLに向けての勉強も遅々として進んでいないように見受けられます。加えて荷物にも手をつけておらず。

あまりにため息が止まらないので、息をするのも億劫になってきました。

単身で留学してる子なんかは、きっと学校の書類関係も全て1人でやってるんだろうし、すごいものです。

あと2日、いや、2日もないか。自由に動けるのは明日のみ!

2020/06/09

4日前

一桁に入ったと思ったらもう片手で数えるほどになりました。

高雄市長罷免投票は、同意票多数でリコール成立。結果が出た当日晩に、高雄市議議長が飛び降り自殺。なんという。。。

台湾では国内でのコロナは収束とみられ、6/7より規制緩和に。ジムのランニングマシーンの間引きも解除、一律マスクも解除。

世間が正常化して、みんなが普段の歩調を取り戻しているのに、我が家はバタバタ。もうすべてコロナのせいだ、って悪態をつくことでしか気持ちのバランスが取れません。もしコロナがなかったら、5月末で卒業して、余裕を持って準備できていたのに!!!

卒業時にもらえると思っていた卒業証明書、成績証明書は学校の都合で、卒業前にはもらえず。成績証明書と在籍証明書には写真添付が必要。推薦状は色々あってまだサインもらえておらず。他にも必要書類の内容に、必須のものが記載されていないとか問題続出で、今だに全然そろっていないという。。。

必要書類の多さと、要求の多さに、学校側がめんどくさいよーな反応らしく。

まぁきっと、なんとかなるでしょう。なんとかします。

あんなに時間があったはずなのに!!なんでこんなにいっぱいいっぱいなのかしら(涙)

娘氏は、何人もの学友からメッセージカードをもらって、いよいよこの楽しかった高校生活も終わりなのか、っていう気持ちもありながらの日本行きの準備で、いろんな余韻に浸る暇はなさそうです。