いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2014/08/14

介護問題シンコクカ?

帰省中の楽しい思い出から現実へ戻りましょう。

義母が鬱っぽくなったのは2年前だろうか。違和感は結構前から感じていたけれど、あくまで違和感であって、決定的なものではなかったんです。


普段、田舎の隣家もない畑の中にポツンと建った家に一人暮らし(+野良犬2匹)、鬱も手伝ってか、遠出するのを嫌がり、家に篭ることが多くなった。それでも、私たちが行けば、話もするし、よく食べたんです。

それは、先々週の週末の出来事。

実家に行くと冷蔵庫の調子が悪いようで、温度の下がりが不十分。開けると異臭が。実家に住み着いた犬たちにあげようと外から持ち帰った肉や骨が腐ってしまっていた。

でも義母、異臭には気づかず。

冷蔵庫の中の異臭物は私たちの手によって始末されました。でも、冷蔵庫の温度調節が効かないのは今に始まったことではないので、思い切って買い換えをすることに。

オット氏が義母を連れて電気屋へ。選び、前金も払い、配送日も決め、帰路・・・唐突に「その日は都合が悪い」とごねはじめる。友達と約束があるのよ、と。友達って誰?と聞くと、答えない。答えたくないのか、答えられないのか。

家に帰り、夕食。ご機嫌に、美味しい美味しいとごはんをおかわり。作りすぎたおかずの残りは冷凍して、翌日の朝食にすることに。

夜になって、今日買った冷蔵庫の話になると、前金をいくら払って、残りいくらかがわからない様子。

これくらいはね、よくあるっていうか、大したことないでしょう。私たちもそれほど気にはとめていませんでした。

その日一番遅く寝たのは私。1時過ぎのこと。

翌朝、一番早く起きたのは義母。私が2番目。

義母が料理一切を拒否し、台所に立たなくなったのはいつのことだろう。3年くらい前になるのか、それとももっと前か。

とにかく、朝ごはんの支度も私の仕事で、さて昨日の残りを出そうと冷凍庫を開けると、あるはずの昨夜のおかずの残りがない。冷蔵庫にもない。どこを見てもない。

義母に、朝ごはん食べました?と聞くと、まだだと言う。

冷凍庫に入れておいたおかずがなくなっちゃったんですよ、知りませんか?と聞くと、知らない、と言う。そのおかずはお肉だったんだけれど、私肉が嫌いだから私が食べるはずないわ、と。

狐につままれたような。

おかずが勝手に消えることなどあるまいに(‐公‐)

すると、犬にあげたかもしれない、と言う。凍ってるのを犬に?レンジで解凍したのよ、たぶん。と言う。

言葉の中に、「大概」や「好像」といった不確定な語彙が目立つ。たぶん、きっと、と言う意味の言葉。

自分のしたことでありながら確信が持てない様子。

オット氏が起きてきた。朝ごはん食べた?と聞くと、こちらもまだだと言う。

義母に再び聞くと、嘘なんか付いてないのに嘘つき呼ばわりするなんてひどい!とそっぽをむかれてしまった。

来月から大学生になる台北の孫。どこの学校に行くのか前の晩に教えて、義母は自分でメモもとったけど、思い出せない。

昨晩美味しいってたくさん夕ご飯食べてくれたけど、何を食べたか覚えてます?――思い出せない。

質問を繰り返す私たち。しかし、思い出せないものは思い出せない様子。それが彼女の自尊心を傷つけてしまったようで、質問をすればするほど気分を害し怒り出す。

別のもので朝ごはんとし、その後、念のため義母に見つからないようにゴミ箱を検分。

すると、冷凍庫に入れていた、義母が犬にあげたといっていたそれらが、ゴミ箱から出てきたのであった。

他にゴミ箱に入っていたのは、冷凍庫に入っていたワンタンやエビ。それと昨晩娘ちゃんと一緒に買い物に行って買って帰ってきたばかりの未開封のアイスキャンディー5本。

これ捨てるか?というものばかり。

・・・・・(‐公‐)なんか、まずい気がする。

これはやっぱり、あれか?

義母には捨てたという記憶がない。

やっぱり、あれなのか?

身体は至って健康。どこにも悪いところも痛いところもなく、一般の会話からは全く不自然さは感じられず。受け答えは、しっかりハッキリしたもの。でも今回の状況は素人目に見てもまずいと思いますよね。

大病院では反発するだろうと、鬱と記憶力を見てもらおうという理由で、近くの身心科(精神科)へ行きました。騙しだましで、連れて行くことができました。

日にちが言えませんでした。彼女の中では、今は2012年の7月で、木曜日で、季節は秋だそうです。(実際は2014/8/09 土) 言えないことがいくつもあって、問診中にパニック→怒り出してしまいました。

お医者さんからは、中度の認知症と言われました。

2年前、軽い鬱と思っていたけれど、実はあれが認知症の始まりだったのか・・・

薬をもらっては来たけれど、果たして毎日忘れずに飲むことができるのか....(翌日、薬を見て、これ誰の?って言っていたので、かなり危うい)

義父は老人ホームに入って2年半。相変わらず、鼻からのチューブで栄養補給。一進一退。

でも、義母はまだ元気だから、老人ホームや施設みたいなところは嫌がると思うんですよね。っていうか、本人は病気と思っていないし、そもそも。外国のヘルパーさんを雇うにも、今の病状じゃ申請できないし(深刻ではないので申請条件に当たらない)、かといって、うちで同居するわけにもいかず・・・・・・・う~ん、微妙にシンコクかもしれないー!

とりあえず私たちにできるのは・・・薬をちゃんと飲んでいるかの確認と、通院のつきそいと・・・時間があれば実家に行って様子を見ること、くらいかなぁ。いやー・・・そうも言っていられない日がすぐに迫ってくるかもなぁ・・・・

人生イロイロっすね!

さて、日本の実家で使い始めたのに影響されて、うちでも椰子油を使い始めたんでした。認知症予防にいいらいい!でも、香りが家族にとても不評〜*(^o^)*

2014/08/13

母とランチ⑦ @仙台

今回の帰省でのランチはこれが最後。

母がTVで見て興味を持ったお店。平日の昼間、時間もたっぷりあるし、バスに揺られていってきました。

仙台の八木山というところにある亀鶴庵

八木山動物園を越え、日赤病院の更に先。バス停からは徒歩5分くらいでしょうか。詳しくはお店のHPからどうぞ。

山の上の、辺鄙な閑静な住宅街にお店はありました。大学病院前からバスに乗りましたが、一眠りできるくらい遠かったです。


緑がすごい勢いですねー。日本一の看板が目立ちます。ここ、何がすごいって、メニューが日本一だらけなこと+.(・∀・).+ 




母の狙いは、もちろんテレビでやっていた「日本一カツ丼1550円 要予約」であります。

なんでも、カツが厚過ぎて、揚げるのにどえらい時間が掛かるそうなんですね。なので、要予約。

バスの時間を調べて、当日の午前中に電話をして予約完了。お店の女将さんからは、来た頃に出来上がってるようにしますね、と。おおお+.(・∀・).+ 

一応メニューに目を通してみましたが、こんな山の上にあって、日本一がズラリ並んでるというのに驚くとともに、平日のお昼過ぎにもかかわらず、主婦グループや体格のいいお一人様まで、半分以上の席が埋まっていました。取材もよく受けているのか、壁には色紙も並んでいました。

で、カツ丼。ちょっと写真が下手すぎて泣きたいくらいですが・・・∑(゚Д゚)


上から見ると、普通のカツ丼。でもでも、すごいボリュームだったのに、写真にそれが撮れてない(ノД`)

私も母もハラ減りでやって参りましたが、このカツ丼を2つに分けて、1/2の量にしても私には食べきれなかったという(ノД`)


お肉の断面を見ると、3cmくらいでしょうかね。

二切れ食べて、ギブアップ(;´Д`A ``` 

食ベログには、同じ丼とは思えないほどの写真が並んでいるので、ちゃんとした写真で確かめたいという方は食べログでお確かめ下さいませ。

恐るべし腹持ちで、夜になってもお腹がすかなかったことは言うまでもありません。

学生さんや、大食漢の方、話の種をお求めの方には最適かもしれませんねー。

とりあえず行けて、見れて、食べれたので、母も満足したようでよかったよかった(≧∀≦)♪

2014/08/02

さくらんぼ狩り

これも帰省中のこと。

6月下旬と言えばさくらんぼ。さくらんぼと言えば山形!そう、今回の帰省は、さくらんぼ狩りのシーズン最中だった!!!ヾ(≧∀≦)ノ

姉さまのおかげで、ものすごーーーーく、おいし楽しいさくらんぼ狩りに行ってきたんでした。ナビがないと道に迷ってしまうかもしれないけど、そして山形にさくらんぼ狩りができる農園は数あれど、ここはおすすめ~(≧∀≦)♪

行ったのはこちら⇒山形チェリーランド(上山フルーツ園)

週末明けの月曜日で、全部狩られてなくなっちゃってるんじゃないかとか、月曜なのに混んでるかも?なんていう懸念は一切不要でした。



ものすごい広い敷地の中にたくさんの種類のさくらんぼが栽培されています。さくらんぼ狩り用に開放されているエリアは都度違うようです。今回のメニュー(当日もぎとりができるもの)は上記の通り。

30分って、短すぎない?と思ったら、全然そんなことはなかった!1600円で、十分すぎるくらい、おいしく楽しく過ごせました(≧∀≦)♪

思い立ったが吉日。行ったもん勝ち。GOGOGO!


第何農園まであるのかは聞きませんでしたが、とにかく広い。

佐藤錦さん♪(o=゜▽゜)人(゜▽゜=o)♪

鈴なり~~~♪(o=゜▽゜)人(゜▽゜=o)♪


娘ちゃんもご満悦ヾ(≧∀≦)ノ

そして我ながらおいしそうに撮れたさくらんぼさんたち。
 これは佐藤錦

これはたしか・・・フランスワン

これはたぶん・・・紅さやか

フランスワンも美味しかったけれど、やっぱり佐藤錦さんが甘さも食感も最高でしたヾ(≧∀≦)ノ

 
 
手からこぼれんばかり。ヾ(≧∀≦)ノ幸せー

30分でおなかも心も満たされました。さくらんぼは消化に悪いというけれど、おなかいっぱいでここに来ると、ちょっと残念だと思うので、食べるぞー!の気合と若干の空腹が、コンディションとしては宜しいのではと。

ここでさくらんぼ狩りを楽しみ、写真を楽しみ、帰路は観光物産館みたいなところに立ち寄りながら。山形はとにかく土地がたくさんあるっていうか、広くてよかったー!



ここは色々と、仙台では買えないものも売っていて(食べ物がほとんど)、買い物楽しかったんですよね~(≧∀≦)♪

さくらんぼは、この色もまたいいですねー。


で、雪の深い山形は、信号が縦だなーとか思いながら、おいし楽しい旅終了~。

6月下旬、山形に行くことがあったら、さくらんぼ狩りに行くべし!

2014/08/01

母とランチ⑥ @仙台

今回の帰省で一番満足したランチは「六町目農園」

本店は名前の通り、仙台市若林区六町目というところにあります。今回私たちが行ったのは、中山店

仙台の中山というところに、仙台大観音という、白くて巨大な観音様が立ったのは・・・もう20年以上前なのかな?(1991年ということなので、23年) 遠くから眺めることはあっても、近づいたことはありませんでした。


フルネームを見たのも初めて。仙臺天道白衣大観音っていうのかー+.(・∀・).+ 

六町目農園中山店は、仙台大観音のすぐ隣にあるベストウェスタンホテルの2F。そう、なので、仙台大観音に最も近づいた一日になったんでした。(だからどうと言うことはないけど・・・)


こう並ぶと観音が大きく見えないような?右側がホテル。入口がちょっと分かりにくい。


ここは基本予約制だそうです。制限時間があります。

平日の昼間でも、お客さん多いんですよー(人が入らないタイミングで写真を撮っているので閑散として見えますが、11時台はほぼ満席)。私たちは当日の予約で、午後13時15分の回にしました。

レストランはホテルの2Fにありますが、席につくと窓の向こうではゴルフを楽しむ人が!(敷地内にゴルフ倶楽部があります)なんて優雅なんだ!!!∑(゚Д゚) 


さてここ、平日昼の早い回はいつも満席かそれに近い混み具合だそうで、この日も、奥様グループや家族連れなどで賑わっていましたが、遅い回はゆったり。店内も食べ物をとるのもゆっくり自在にできてよかった!



サラダを始めとする野菜、豆腐、お肉、洋風のもの、カレー、デザート等、女性に人気なのがうなずけるような、彩りのよいメニューが並んでいます。

バランスも良くて、っていうかサラダ美味しかったーヾ(≧∀≦)ノ

こんなに食べました+.(・∀・).+ 




ゆっくり2時間、母と向かいに座り、昔のことや今のこと、あれこれゆっくり話して過ごした貴重な午後。


隅の席で、時間ぎりぎりまでゆっくり過ごしました。15時も過ぎると、さすがに人は少ないですね。

急かされることなく、静かに落ち着いて、自分のペースで食事が楽しめるっていいわー。

ここに行くなら、遅い回ですね。

そうそう、ホテルのフロントに、こんなものが。


仙台・宮城観光PRキャラクター、おむすび丸。これだけなら驚かないけれど、台湾の国旗+台湾バッジをつけてた!!∑(゚Д゚)

8月

今年は夏休みをだいぶ早く取ったので、夏がものすごく長く感じられます。

今日から8月。

7月は小旅行に行ったり、ベトナムに行ったり、洗濯機が壊れたり、肝班がとうとう濃くなりすぎて会う人会う人に心配されたり、義父さんがまた熱を出したり、お米から虫が大量にわいたり、娘ちゃんが帰ってきたり、台風が来たり、復興航空墜落事故があったり、甥っ子が急に泊まりに来たり、娘ちゃんが歯科矯正をしようと歯医者に行くも、あと3年待ちましょうとやんわり断られたり、今日は高雄南部で大規模なガス爆発があったり。

短い中にも、日々いろんな事が起きました。自分に関係あること、ないこと、色々。

特に今日は、ガス爆発の惨事をテレビで見すぎて(爆発の起きた現場は、自宅からは地下鉄で7駅ほど離れたところなので、我が家は大丈夫でした)、なんともいえぬ虚無感が沸き、心重く過ごしていました。

旧暦7月に入ったばかりのこの事故。なんでこんなことが・・・。今回の事故でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、負傷された方々には一日も早い快復を、そして原因の究明と対策、また、高雄の一日も早い復旧・復興を祈らずにはいられません。

朝早くから心配メールを下さった方々、有難うございました。いつどこで何が起きるかわかりませんね。今日こうして元気でいられるということに、毎日感謝していきたいと思います。

帰省の間の楽しかったこと、7月の小旅行は、またゆっくりペースで記録していきます。